DVDで借りてみました。
監督ウディ・アレン (2005年)
出演 ジョナサン・リス・マイヤーズ スカーレット・ヨハンソン エミリー・モーティマー
イギリス、ロンドン。元テニスプレーヤーのクリスは会員制テニスクラブで働き始める。生徒である実業家トムと親しくなり、その妹クロエと交際を始めるが、クリスはトムの婚約者であるアメリカ人女性ノラの艶美な姿に心引かれていく。
現代イギリスの貴族の生活がこれでもかと見られる映画。アイルランド人のクリスは密かな野心を抱いて上流社会に入り込んでいくのだが、お金と愛の狭間で翻弄していってしまう。
運命に翻弄されていく主人公の姿は、男としてはすごく共感できる。(けど不倫はやっぱまずいぜ、なんてね)
なんといってもクリスに待ち受けるラストはすごい。
ある意味で、これを濃ゆくしたら、花王愛の劇場になってしまうかもね。
でも伏線が至る所にあって、自分にはありえない状況だけど(玉の輿とか)、自分と投影してみると物凄く考え込んでしまうなぁ。